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民活ランドスケープ関連の最近の動き

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パークマネジメントや民地の公的利用、PPPの推進等に関する最近の動きの備忘録


[国土交通省]
官民連携による都市公園魅力向上ガイドライン
https://www1.mlit.go.jp/common/001136186.pdf

新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園のあり方検討会最終報告書
http://www.mlit.go.jp/common/001152250.pdf

都市緑地法の一部を改正する法律案
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000104.html


[東京都]
公園審議会発表資料
都市公園の多面的な活用の推進方策について
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000028179.pdf
パークマネジメントマスタープラン http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000007670.pdf

[江東区]
PPPによる公園管理・運営に関する調査研究
http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/004/pdf/h24/h24_08.pdf


[みずほ総合研究所]
都市公園における官民連携手法活用の可能性
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/sl_info/working_papers/pdf/report20151209.pdf


[森記念財団]
Bryant Park BID:官民連携による公園の魅力化の成功事例
http://www.mori-m-foundation.or.jp/pdf/ius_events_02.pdf


[日経BP:新公民連携最前線]
特集:公園を変える民間の知恵
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/073000008/


[造園学会]
ランドスケープ研究の次号81-2も、特集「公民連携がつくるランドスケープ」が予定されています。発行予定は7月です。

(写真はパリのparc andre citroenです)



バイオフィリックデザイン会議2016など

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バイオフィリックデザインに関連するカンファレンスの備忘録

1.Biophilic design summit 2017は 5/17に開催
テーマやスピーカーはこちらを参照

2.Biophilic design summit 2016の記録はこちら

1)バイオフィリックデザインを議論するための共通学術言語の確立
2)バイオフィリックデザインのための資源やツールの開発
3)バイオフィリックデザインのための大学院レベルまでの教育カリキュラムや教材の作成

などが話し合われました。


3.Biomimicry 2016の動画はこちら
バイオフィリックデザインの必要性やアプローチに関して多様な関係者が議論しています。




RPGで環境を考える/Tangible Landscape

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環境問題に対してロールプレイングゲームのように対応策を検討できるTangible Landscapeというツールの紹介です。

これは、ノースカロライナ州立大学の造園学の先生らによって開発されたツールで、地図データから小型のレプリカを作成し、その空間上で樹木密度や水の流れ、過去に存在した道などのデータを表示しながらシミュレーションを行うものです。




シミュレーションの精度はまだまだのようですが、例えば、森林保全方法などのアイディアを共有し様々な関係者と議論を深めるツールとして、有効に利用できそうです。

参考サイトには以下のコメントが掲載されていました
"As a tool, Tangible Landscape is easy to share ideas with others and allow yourself to work on a design together."

レポート/都市の骨格を創りかえるグリーンインフラ -緑地への投資効果を探る-

日本政策投資銀行から「都市の骨格を創りかえるグリーンインフラ-緑地への投資効果を探る-」と題した調査レポートが発行されています。

雨水浸透対策、民有緑地に関する制度設計提案など読み応えのある内容です。

次世代の造園家向け職能紹介冊子/ASLA

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毎年4月は造園月間として米国で様々な催しが行われております。
特に小学生~高校生に向けた職能紹介や職場体験などが全米各地で実施されてます。

今年は学生向けに、造園とはなにか?、なにを創るのか?、造園家になるためにはどうすればよいか?などが紹介されたYOUR LANDという冊子が発行されています。





都市公園や屋上緑化、自然環境保全、都市農園、動物園、河川再生などのプロジェクトがASLAメンバーによりわかりやすく紹介されており、興味深い内容となっています。

また、「造園家になる」 のページには
「もしあなたが、屋外が好き、環境に関心がある、他の人と一緒に仕事がしたい、もしくは創造的であれば造園家になる事が出来る」と紹介されています。

無料でWEBSITEで閲覧できるので是非ご一読を!


Biophilic Leadership Summit at Serenbe

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4月9日~12日にバイオフィリックリーダーシップ会議がアトランタ近くのSerenbeで開催されています。


バイオフィリックなまちづくりに関して、食と健康に関するランドスケープなど多彩なスピーカーによるプレゼンテーション、ファームtoテーブルなどのワークショップが準備されていて、今後要確認です。

開催場所の「Serenbe」は過去このブログでも取り上げました。
農業を活用したまちづくりで注目を集めており、ボッシュがゼロエネルギーに取り組んでいたり、歩行者や自転車中心の街づくりが進められていたり、自然や農との触れ合い機会が多数用意されていたり、注目を集めています。また、芸術家用の住宅を準備したり、アートイベントを実施するArt farmを設置したり、、、今後のまちづくりのモデルとして非常に参考になるプロジェクトです。

都市における緑と市民の健康の関係/最近の記事3本

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都市緑地と近隣住民の健康の関係性に関しては様々な研究成果が発表されていますが、緑被率と精神衛生の関係性や肥満と緑地面積の関係など、ちょっと読んだだけでは腑に落ちない内容も少なくありません。


そんな中で、最近はハードとしてのランドスケープではなく、そこで用意されているプログラムや緑と住民の関係性などをインデックスとして上手く説明している研究成果も増えてきていると感じます。

最近発表された以下の3本記事も都市緑地に関わる人にとり参考になる内容と思います。


一つ目は、トロントのリージェントパークをケースとして、都市緑地とメンタルヘルスの関係を論じた記事。

Why Park Designers Need to Think More About Mental Health 


緑地へのアクセスがストレスを軽減し、精神衛生を向上させるとされている。
しかし、高級住宅地の公園とは異なり、銃声が聞こえるような貧困地区で大規模な緑地が整備されると、犯罪を誘発してしまう事。
公園がコミュニティーづくりではなく、(犯罪発生拠点として)コミュニティ破壊の装置として機能する可能性がある事などが指摘されています。
都市緑地が愛される存在になるために、プランナーは公園面積やアクセス性など単純なインデックスだけではなく、もっと知恵を絞る必要があるとの示唆しています。



2つ目は、ペンシルバニア大学デザインスクールのニュースで紹介されていた、公園緑地と健康の関係性を論じた記事です。


Greener Cities and Human Health


身体運動を①仕事、②移動、③レクリエーションに分類すると、都市緑地は②と③に関係し、緑の魅力を向上させることで、住民の身体活動を増加させ、健康度を高めることが可能であると考えられる。
この理由からいくつかの研究は精神衛生も含め緑豊かなエリアの住民がより健康(肥満や高血圧が少ない)であると示している。
しかし、逆に、コンパクトな街の方がより健康であることを示す研究データもあり、自然と人間の健康の関係性はまだ明確に説明されていない。という内容です。


3つ目は、今月ハーバードから発表された、「ポケモンGoにより身体運動が増えるか否か」という興味深い研究資料です。


Gotta catch’em all! Pokémon GO and physical activity …