歴史的農業環境閲覧システム



農環研が関東地方の古地図をインターネットで閲覧できる標記システムを公開するそうです。<プランニングに携わっている方には朗報ですね!



本システムシステムにより、GoogleEarthを用いて120年前と現在の土地利用を比較することが可能となり、里山環境の変化などを把握することができます。



まずは、明日(18日)の研究所一般公開で展示し、21日からは農環研のwebsiteで利用できるようになるそうです。



--(報道発表資料)



農環研が明治初期の関東地方の土地利用を閲覧できるシステムを公開
-現在と120年前の土地利用状況を容易に比較-



独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)は、里地里山の土地利用や農村地域の生物生息地の変化を客観的に把握するため、明治時代初期に作成された地図 (迅速測図) をインターネットで閲覧、利用できる 「歴史的農業環境閲覧システム」 を構築しました。



「迅速測図」 は明治初期から中期に、簡便な測量方法によって作成された地図です。中でも関東地方のものはその彩色により当時の土地利用 (地目) が容易に判別できます。農環研では、関東地方の迅速測図約900枚を1枚の画像に結合し、位置情報を与えることによって、現在の地理情報と自動的に重ね合わせられるようにしました。結合した迅速測図を広く活用できるように、オープンソースのソフトウェアを用いて、インターネットで閲覧や利用が可能なシステムを構築しました。このシステムでは、各種のウェブブラウザや Google Earth というソフトウェア上で迅速測図を閲覧することや、さらに地理情報システムを用いた土地利用変化の分析に利用することができます。

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□サイト



農業環境研究所発表:http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/press/080416/press080416.html

ITメディアニュース:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/17/news037.html



農業環境研究所:http://www.niaes.affrc.go.jp

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