森林と生活に関する世論調査/内閣府



H15年に引き続き実施された「森林と生活に関する世論調査」の結果が発表されました。



気になったポイントをいくつかあげると





・期待する森林の働きとして「地球温暖化防止への貢献」(54.2%)が最も大きかった。

・森林づくりボランティア活動への参加意向ではH15年度調査と比較して「参加したい」(40.7%→54.8%)が上昇し,「参加したくない」(53.1%→43.4%)が低下。

・農山村滞在型の余暇生活への関心度では「過ごしてみたいと思う」(56.8%→75.9%)が上昇。

・今後の森林行政に望む項目では、「土砂崩れなどの災害を防ぐ施設の整備」(68.5%)、「原生的な森林や貴重な動植物の保護」(45.6%),「森林の整備」(38.9%),「森林を守り育てている山村住民に対しての支援」(37.3%)などとなっている。





アンケートの様式にも左右されると思いますが、森林の機能として圧倒的に炭素固定に注目が集まるのはちょっと考えさせられます。

森林の多様な働き、生物多様性や保健休養(癒し)などにも関心が高まるとよいのですが、、、



□関連サイト



内閣府発表:http://www8.cao.go.jp/survey/h19/h19-sinrin/index.html

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