”小鳥前線”はどこだ!

私が取り組んでいる、”エコロジカルネットワーク評価”技術が、イエイリ建設ITラボで紹介されています



タイトルは、

“小鳥前線”はどこだ!GISで生息域を把握する「エコロジカルネットワーク評価技術」


 

どんなノウハウを用いて、なにが出来るようになったのかをわかりやすく説明してくれています。



--(以下一部転載)



街なかで小鳥がさえずる声を聞くと、ほっとした気持ちになります。コンクリートやアスファルトで覆われた都心部でも小鳥がいるのは、ところどころに分布した樹木や緑地などを伝って移動できるからでしょう。


一方、周辺に緑地などが一つもない街は、小鳥を見かけることもなくなってしまいます。

このような生物の分布を把握し、まちづくりに役立てるのは大変な調査や作業が必要でした。


ところが、ITやリモートセンシング技術の進歩で、現在、街なかの
 
 
 
“小鳥前線”はどこなのか
 
 
 
をGISを使って把握、検討するシステムが開発されたのです。




このシステムを使うと、開発地域にどの程度の高さ、種類、規模の緑地を設ければ、
 
 
 
コゲラの生息・活動範囲
 
 
 
を広げることができるかといった、シミュレーションを効率的に行えます。


街の中の“小鳥前線”の広がりと、ビオトープや街路樹などの整備計画をリンクして検討できるので、都市緑地整備のコストパフォーマンスも、定量的でわかりやすくなりそうですね。



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■関連サイト

イエイリ建設ITラボ:http://blog.nikkeibp.co.jp/kenplatz/it/ubiq_sonota/191483.html

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